ロボットの種類を大きく分けると以下の3種類になります。
・家庭用ロボット
・産業用ロボット
・AIロボット
それぞれ、役割や形が異なりますが、全ては私たち人間の生活に繋がるものです。
ロボットの種類によって重視されるものは異なり、目的を果たすために最適な形と機能を備えます。
家庭用ロボット
掃除
家庭用ロボットとして最も普及しているのはロボット掃除機ではないでしょうか。国内外のメーカーが参入しているロボット掃除機の中でも、よく耳にするのは「ルンバ」です。
外出している時に、自動的に部屋を隅々まで掃除してくれるロボットは、部屋の壁や障害物を認識し、掃除が終われば自動的に充電位置まで戻ることができます。
また、掃除機だけではなく、床やテーブルの拭き掃除を行うロボットなども登場しており、家事をサポートする家庭用ロボットはますます活躍の場を広げています。
話し相手
ペットロボットやヒト型ロボットは、人の言葉を認識し行動します。
中でも、1999年にSONYから発売されたペット型ロボットの「AIBO」は爆発的な人気となりましたね。
また、ヒト型ロボットも人気があり、高齢者福祉施設用に開発された「PALRO(パルロ)」や、家庭用おもちゃとして開発された「こっちむいて!Robi(ロビ)」も見たことがある人も多いと思います。
簡単な言葉を理解し実行できるロボットは、一人暮らしの多い日本人にとって、家族のようなポジションになろうとしているのです。
産業用ロボット
組み立て
工場などの製造現場に導入されている産業用ロボットは、関節を持つアーム型が多く、ルーティーン化された細かな作業を素早く処理します。
組み立て部分によって稼働が異なり、垂直多関節型や水平関節型など、多様な形が存在するのです。
運搬
物流倉庫などで活躍するのが運搬作業を専門とするロボットです。
無人でのライン走行や、目の前のロボットを追従する機能などを備え、強大な物流倉庫内でも衝突することもなく効率的に稼働します。
仕分け
仕分けロボットも、倉庫や物流センターなどで活躍し、物流における仕分け作業の自動システムとして稼働しています。
AIロボット
コミュニケーション
AIロボットの魅力は、何と言っても人間とのコミュニケーション能力です。
上述した家庭用ヒト型ロボットである「PALRO(パルロ)」や「こっちむいて!Robi(ロビ)」も、完全な人工知能とは言えませんが、AIロボットの先駆けと言えます。
お店などの受付
また、ヒト型ロボットとしてはソフトバンクの「pepper」が大きな話題となりました。会話はもちろんネット接続も可能で、店舗来客時には自ら対応します。
また、ヒト型ロボットが企業の受付で活躍するイメージもテレビなどで見かけるようになりましたね。人の言葉を理解し、柔軟に対応するロボットは今後ますます増えていくでしょう。
AIロボットは様々な分野で活躍中
AIロボットは人とのコミュニケーションだけではありません。
近年では、農業や飲食店、医療現場などでも導入されています。
例えば、農地の害虫を駆除するドローン型のロボットや雑草を除去するロボット、飲食店で料理をするロボットやホテルのデリバリーロボットなど、ロボットは次々とAIを搭載しているのです。
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