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長良の落陽。

産業用ロボットの種類

ひとくちに産業用ロボットといっても、構造によって得意な動きや特徴も変わります。ここでは、構造によって分類されたロボットの種類についてお話ししたいと思います。
垂直多関節ロボット
様々なシーンで使われることが多く、汎用性が高いロボットです。現在、一番よく使われているロボットです。垂直多関節ロボットは人間の腕の動きに近いため、複雑で自由な動きが可能です。
用途に合わせて機種を変えることもできるので、バリエーションも豊富です。その反面、動きの制御が複雑になる場合もあります。
スカラロボット(水平多関節ロボット)
日本生まれのロボットです。Selective Compliance Assembly Robot Armの頭文字を取って、スカラ(SCARA)と名付けられました。水平方向に動く部分と垂直方向に動く先端部分が付いています。真上から作業を行い、組立を得意とするロボットです。
パラレルリンクロボット
軽量で、曲げたりねじったりする力に対して変形もしづらい剛性のあるアームが付いています。スピード動作が得意で、ピッキングに用いられることが多いです。
直交ロボット(単軸ロボット)
1つの軸で動くロボットを複数個組み合わせることで必要な動作を叶えたロボットです。構造が簡易的で、安価なことが特徴です。
円筒座標ロボット
上下および前後に直線軸で動き、全体をぐるぐると旋回する回転軸を1つ持ったロボットです。
双腕ロボット
その名の通り、アームが2本付いているロボットです。アームが2本付いているため、より複雑な作業を行うことが可能です。
極座標ロボット
アームを上下左右に回転させることができ、さらにアームが伸縮するロボットです。アメリカのユニメーション社が世界で初めて製造した産業用ロボット「ユニメート」はこれに分類されます。
プレイバックロボット
人間が実際に機械を動かして教え込んだ動作を教えられた通りに記憶して、繰り返し行うロボットのことです。
協働ロボット
構造により分類されたロボットとは別になりますが、近年では「協働ロボット」という産業用ロボットが活躍しています。一般的な産業用ロボットは、柵やセーフティー機器を取り付けることが必要です。それに対して協働ロボットは、人や物に触れると動作を停止するなどの安全策が講じられているため、人と同じ空間で作業が可能です。
人と一緒に柔軟な作業ができる一方で、出力が制限されるために重い荷物や剛性が求められる加工などの作業が苦手という面もあります。
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